リフォームで部屋を増やしたい!部屋を増やす方法と注意点
子どもの成長や親との同居などライフスタイルの変化に伴い、部屋数が足りなくなるなど住まいへの悩みが出てくるケースは決して少なくありません。できるだけ今の住居をできるだけ活かして環境を整えたいと思う人も多いのではないでしょうか?今回はそんなライフスタイルの変化に応じて部屋を増やすための方法と注意点をまとめました。
部屋を増やす方法
現在の住居を活かして早く部屋数を増やす方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
リフォームをするにしても、部屋の状態や望むスタイルによってリフォームの方法は異なるため、方法について確認しながら、どのようなスタイルがよいか検討していきましょう。
既存の部屋を間仕切り壁で2部屋に分ける
最も一般的とされている方法が、既存の部屋に間仕切り壁を設置して2つの部屋に分ける方法です。リフォーム会社に相談して間仕切り壁を可動性にすることで、リフォーム後も自由に間取りを変更できる場合もあります。間取りによっては可動性間仕切りにしてもメリットが少ないケースもあるので、将来的なライフスタイルの変化にも考えることが大切です。この方法を採用するにあたっての注意点としては、既存の部屋を分割して利用するため各部屋が狭くなってしまうことです。建具の位置や窓の位置なども含めて検討していきましょう。
天井裏のスペースを活用し上下に部屋をつくる
天井裏のスペースをロフトとして上下に2部屋をつくる方法です。天井裏は高さを確保することが難しいため居住スペースとしてではなく物置部屋として利用されるケースが多くあります。デッドスペースを有効活用して収納スペースを確保できるため、部屋を広く利用できます。天井裏につくるスペースは、高さ1.4以下、面積が部屋の半分以下でなければ居室と判断され固定資産税の金額に影響が出るので部屋の広さには注意しましょう。
収納棚を間仕切り壁にして2部屋に分ける
大きな収納棚を間仕切り壁の代わりに設置する方法です。既存の部屋を分けると1部屋ごとの広さは狭くなり、家具を置くとさらに狭くなってしまうことが懸念されますが、収納棚を間仕切り壁にすることでスペースを有効活用できます。両方の部屋から取り出せるように設置することで両方の部屋に収納スペースをつくることができ、部屋の面積を広く使うことが可能です。
増築
土地に余裕がある場合は、1階部分に部屋を増やしたり、2階部分に増築して部屋を増やしたりすることが可能です。既存の部屋を分割する場合に比べて1部屋の面積をしっかり確保できるほか、部屋数を多く増やすこともできます。
部屋を増やす際の注意点
新しく部屋を増やすにあたり既存の部屋を使用した場合に、出入り口が1つになってしまいます。入り口をそれぞれの部屋に設ける場合には、ドアの設置にも費用がかかります。そのほかにも居住スペースとして使用する場合には、コンセントや窓の設置、空調も必要になるので、それらの費用も検討しておきましょう。リフォーム工事が大掛かりになると工事中の仮住まいが必要になるケースもあるので、事前に確認しておくと安心です。
また増築によって床面積が増える場合には、確認申請が必要となるケースがあるので注意が必要です。防火、準防火地域で増築をする際には、増築面積が10平米以下であれば申請が不要になるなど、地域によって条件が異なるため、リフォーム会社に依頼する際に確認しましょう。もし申請の必要があるにも関わらず申請をしていない場合には増築部分が取り壊しとなる可能性もあるので注意が必要です。確認申請は建築士に代行して簡単に済ませることもでき、費用は手数料や申請料などを含め約14万円からが相場とされています。
工事期間と工事費用
既存の部屋を利用して2部屋にする場合、壁のみの造作であれば13~15万円前後、電気工事なども行う場合は33~40万円前後かかります。ロフトをつくる場合は補強工事が必要となるため費用が高くなる傾向です。壁のほかに扉の取り付けが必要な場合は11~13万円が相場となっています。木造1階部分に洋室を増築する場合には、戸建て住宅を建築する際と同じような工事の流れになります。
工期は、壁を撤去して増築する撤去工事に約2日、基礎工事に約4日、基礎のコンクリートが固まるまでに約10日、棟上げは約1日が目安です。そのほかにも外装工事に約8日かかり、電気や給排水管工事に約2日、内装仕上げに約2週間がかかるとされています。戸建ての2階部分に洋室を増築する場合には、建物の強度によって1階の補強工事が追加となることもあるなど、1階に増築する工事に比べて複雑な工事となります。
流れとして増築箇所の解体に約3日、棟上げに約1日、屋根工事に約1週間、内装仕上げに2週間が目安となります。1階に増築する場合も2階に増築する場合も期間としては合計で約3週間が目安です。工事費用については、1階部分に増築する場合は1坪あたり約70万円、2階部分に増築する場合は1坪あたり約120万円が相場となります。
変化していくライフスタイルに合わせて部屋も変えていくことができれば、生活の質を保ちながらライフスタイルの変化に対応していくことが可能になります。部屋を増やすことで、生活しにくくなることがないようリフォーム方法を検討し、失敗を防ぐようにしましょう。